特別講演会「パワー半導体の展開とCMP 研磨」のご案内

 日頃より、当振興会の事業等にご協力いただき、誠にありがとうございます。
 HYper Net Akita と秋田県南工業振興会と共催での講演会をご案内させて頂きます。

 【主  催】 HYper Net Akita
 【共  催】 秋田県南工業振興会
 【日  時】 2024年9月19日(木) 14:30〜17:10
 【場  所】 Orbray 株式会社様 TARD
 【参加費】  無料
 【講  演】 「光学式膜厚計の原理およびアプリケーション例の紹介」 14:30〜15:30
 【講  師】 大塚電子株式会社 計測分析機器開発部 アプリケーション技術グループ 山本 実徳 氏
 【概  要】 大塚電子は光を媒体とした技術で、様々な課題を解決する会社になります。
        今回は中でも、分光計測技術を用いた光学式の膜厚計について、その原理と
        アプリケーション例を中心にご紹介をさせていただきます。

 【特別講演】 「パワー半導体の展開とCMP 研磨」 15:40〜17:10
 【講  師】 黒河 周平 氏 (九州大学 大学院光学研究員 機械工学部門加工プロセス講座 精密加工学研究室 教授)
 【概  要】 半導体デバイス製造において必要不可欠なプロセスとして、研磨プロセスの一種である
         CMP (Chemical Mechanical Polishing)が適用される。CMP は、機械的作用と化学的作用
         の相乗効果により、高能率・高精度な加工が可能であり、無擾乱鏡面を創成できることが特
         徴である。
         近年、省エネルギー化を目指して、SiC、GaN、ダイヤモンドなどの半導体材料によるパワ
         ーデバイスの実用化研究開発が盛んに進められている。パワー半導体では、オン抵抗を下
         げ、電力変換回路の電力損失を大幅に削減することが可能となるため、多大なる省エネ効果
         が期待できる。
         これら次世代デバイスの製造プロセスへのCMP 技術適用拡大は不可避となっており、その
         高能率研磨は大きなトピックスとなっている。これらのパワーデバイス材料は、結晶欠陥の
         少ない結晶成長法が開発されてきてはいるものの、加工の長時間化がネックとなる。
         ここでは、フェムト秒(femtosecond, fs)レーザ照射を援用し、これら難加工材基板へ
         の前処理を施すことで、CMP の高能率化を目指した事例を紹介する。

 なお、講演会終了後、場所を移して交流会を実施致します。
 2 つのネットワークの交流の機会ですので、ご参加よろしくお願い致します。
 【日  時】2024年9月19日(木) 18:15〜20:15
 【会  場】料亭 石川 (秋田県湯沢市表町4丁目1−7 TEL:0183-73-6143)
 【会  費】5,000 円

 詳細はこちらのパンフレットをご覧ください(PDFファイル) → クリック




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